『あの上司ムカつく!』
『最近イライラすることが多い!』
とお困りの皆さんへ、
今回は悩まない生き方をご紹介していきます。
ほとんどの方は人間である以上、悩むのは当然と思い、
悩みを解消することを諦めてしまいがちです。
しかし世の中には、悩まない方法、悩みを解消する方法が存在します。
それも誰でもすぐに、簡単に出来てしまうものです。
今回ご紹介する方法を実践していただければ
悩みというストレスから解放され、一気に楽になりますので
ぜひお試しください。
【悩みの原因】
まず、人間はなぜ悩むのでしょうか?
悩むことは当然と思っている方にとっては難しい問題だと思います。
『答えが分かってたら今まで苦労してないわ!』と思う方もいるかもしれません。
しかし、この問題には答えがあるのです。
人間はなぜ悩むのか?それは『反応するから』なのです。
これがどういうことか、分かりやすい例で見ていきましょう。
例えば学校で英語の授業を受けているとして、
このクラスの中には、『英語楽しい!』という人もいれば、
反対に『英語だるいな』と悩む生徒もいます。
このように全く同じ先生の、全く同じ授業を受けているにも関わらず、
その人の感じ方や考え方によって、その授業が楽しいか、つまらないかが決まります。
つまり悩みというのは、『目の前で起きていること』ではなく、
『自分がそれに対して反応すること』で生まれると言うことが出来ます。
これは学校だけではなく、世の中全てに当てはまります。
例えば、『この上司嫌いだな』と思っていたのに、
自分以外の同期は皆、その人のことが大好きだったというケースもありますし、
あの国民的悪役のバイキンマンだって、僕らからすれば嫌な奴ですが
ドキンちゃんからすればいい上司なのかもしれません。
このように人や物事に対して好きだったり、嫌いだったりと反応することで、
その感情が頭に残ってしまい結果、悩みとなります。
つまり、私たち自身から『悩み』に歩み寄ってしまっているのです。
Point
【悩みの解決法】
ここまで読んでいただければ、悩みの解決法はもう分かったも同然です。
反応するから悩むのであれば、ムダに反応しなければいいだけなのです。
とは言っても、『どうやって反応しないようにするか?』
『もし反応してしまったら?』といった疑問があるかと思いますので、
明日から使えるテクニックとともにご紹介していきます。
【フィルターを設ける】
まず、ムダに反応しない方法をご紹介します。
その方法というのは、『フィルターを設けること』です。
どういうことか詳しく説明していきます。
生きている以上、数えきれないほどの情報が日々入ってきており、
人はその全ての情報に対して反応し、処理しようとします。
どのように処理するかというと、
その情報が『良いか』『悪いか』など判断を下し、物事をカテゴリ分けするのです。
(人は物事を知った気になりたいので、カテゴリ分けをしようとします。)
しかし、全ての情報にそのように反応し判断するのは、時間の無駄ですし、
反応する母数が多い分、悩みのタネも増えてしまいます。
ですので、反応する回数を絞るため、入ってくる情報にフィルターを設けようという話です。
そのフィルターというのは、以下の2つだけです。
入ってきた情報が 『嘘か本当か?』 『役に立つか立たないか?』
例えば、会社でよく聞くゴシップなんかは良い例です。
会社で、『あの人近いうちに部長になるんだってさ!』といった噂話が回ってきたら、
この2つのフィルターをまず考えてみましょう。
噂が本当であり、なおかつ自分の役に立つと感じたのであれば、
その時点で初めて、自分がどう思うかの判断を下すべきで、
もしそれが本当だとしても『役に立たない。無益』と感じたら、
その話題はスルーしてもらって構いません。
他には、上司に怒られている時なんかにも有効です。
上司の言っていることがもし役に立たないと感じたのであれば、その説教は無視です。
うわべの返事だけしておいて、反応はしないでください。
自分で無益だと思っていることに対して反応するのはエネルギーの無駄ですし
悩みの原因になってしまう可能性がありますので、
まずはこの2つのフィルターを通して、反応するものとしないものを区別しましょう。
このフィルターをうまく機能させることが出来たら、
反応することが今までと比べて一気に減り、その分悩み原因を減らすことが出来ます。
Point
【言葉で確認する】
もし基準を設けても反応してしまって、悩みが減らない場合は、
『言葉で自分を確認すること』をオススメします。
これは非常に簡単な方法なのですが、心の状態や体の動作を言葉にしてみるというやり方です。
例えばイライラしていたら、『私はイライラしている』、
悩んでいたら『私は友達と喧嘩して落ち込んでいる』などと
自分の状態を心の中で言葉で確認してみてください。
そうすることで自分を客観的にみることに繋がります。
客観的に自分をみることで心が落ち着き、結果、悩みが軽くなったり
時には無くなったりするので、ぜひお試しください。
Point
落ち込んでいる時にも『自分は今ヘコんでいる』といった感じで言葉で確認することで冷静になり、
自分自身や物事を俯瞰してみることができますよ!
【書き出す】
言葉で確認してもまだ悩みが残るという方は、
『紙に書き出すこと』をお試しください。
やり方は至ってシンプルで、今頭の中で悩んでいることを全て紙に書くだけです。
綺麗な字で書く必要もなければ、文章にする必要もありません。
殴り書きで良いので、とにかく悩んでいることを書きまくってください。
ルールなどはありませんが、例えば私の場合は以下のように書いた経験があります。
私が書いたもの
『仕事めんどい!朝早いのムリ。残業したくない。
上司と仲良く出来ない。そもそも会社の空気重い。やってらんない。
1日中パソコンみてらんない。ミーティングやだ。』
こう見ると本当ひどいですよね。。。
しかし、これをすることで頭の中がスッキリしますし、
書いたものを読んでみると、客観的な気持ちで
『あれ?意外と悩みがしょぼい』と感じたりします。
私自身かなり効果を感じておりますので、
もし反応してしまい、悩みが頭の中に残るようでしたら実践してみてください。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回お伝えしたことをまとめますと、以下の通りとなります。
・悩みは自分自身が反応するから生まれる ・反応しないためには『嘘か本当か』『役に立つか立たないか』のフィルターを通す ・もし反応してしまった場合、 『言葉で状態を確認し客観的に自分をみる』か『悩みを書き出す』
以上、皆さんのためになっていれば嬉しいです。