『あの人はついてるなあ。』
『なんで私はこんなに運が悪いんだろう。』
『生まれつき運のいい人はずるい』
とお困りの方へ、今回は運がいい人の特徴と運を上げる方法をご紹介していきます。
スピリチュアル的な話ではなく、科学的にお伝えしていきますので
ぜひ実践していただければと思います。
【運の良し悪しは環境で変わる?】
多くの方が、『生まれ育った場所や環境で運は変わる』『お金持ちは運がいい』と思っているかもしれませんが、大きな間違いですので気をつけましょう。
運と環境は全く関係ありません。
ここが一番重要。
貧乏は運がないというわけでもなければ、
お金持ちがついているというわけでもありません。
運と環境は無関係ということは数多くの歴史が証明しています。
例えば、あの大ヒット映画『ホーム・アローン』に出演していた
マコーレ・カルキンは幼い頃にデビューし、運がいいと言われていましたが
それで稼いだお金が原因で両親の関係が悪くなり
家庭が崩壊、本人も麻薬中毒で逮捕されました。
映画に出演したことだけを切り取れば
『彼は運がいい』と言えるかもしれませんが
彼の人生を全体的に見たときに、同じように言うことが出来るでしょうか。
映画デビューし、環境が良くなっているはずなのに運がいいとは言えませんよね。
反対に、極貧の家庭に生まれながらも運を掴んで、
成功をおさめた起業家、アーティスト、芸人さんも数多くいます。
一般より貧しい家庭で育ち、
平均より低い年収で下積み時代を過ごしているのにも関わらず、
急にテレビに引っ張りだこになったり
新しい仕事が一気に舞い降りてくる運の良い方がよくいますよね。
つまり、運の良し悪しと生まれ育った環境は関係がないのです。
Point
【運が良い人の特徴】
側から見てて、明らかに人1倍運が良さそうな人がいます。
そのような人は、普通の人と何が違うのでしょうか?
結論から言うと、『行動の回数』が全然違います。
行動の数が多い人は、何かを試す回数も多くなります。
試す回数が多くなると、流れてくるチャンスも多くなります。
流れてくるチャンスが多くなると、チャンスに気づく機会も多くなり、
結果、成功につながるのです。
例えば、以下の2つの例を見てください。
AとBどちらの方が運が良くなると思いますか?
① A:毎日仕事後は、同じ電車に乗って帰り、YouTubeとゲームをして夜を過ごす B:毎日仕事後は、色んなバーに行き、隣の人に話しかける
② A:商品開発の中で、100個のアイデアが上がったので、良さそうな5個を試した B:商品開発の中で、100個のアイデアが上がったので、全部試した
どちらもBの方が運が良くなります。
なぜなら、行動の数がAと比べてはるかに多いからです。
①のようにバーで隣の人に話しかけると不審がられて無視される場合もありますし、
他愛のない話だけで終わってしまうかもしれません。
しかし、話しかける人数(試す回数)が多くなれば多くなるほど
知らない業界の知識を得られたり、転職やビジネスにつながる可能性が上昇します。
そして、流れてくるチャンスも多くなり、成功に繋がりやすくなります。
仮に100人に声をかけ、ビジネスに繋がった1回があったとしたら
周りの人からはどう思われるでしょうか?
1/100、たった1%の成功確率にも関わらず、『運がいい』と思われるでしょう。
つまり、分母の数(試した回数)はあまり気にされず、
1回でも成功したら『運がいい人』として見られるのです。
あなたが普段『運がいい』と思っている人も、あなたが知らないだけで
実は多くの行動や経験をしているでしょう。
②も同じです。
あまり良さそうではなかったアイデアを実際に試したら
結局一番良かったと気づくことがよくありますが、
それは試しているから気づいたことです。
数多くのアイデアを何回も試したからこそ掴んだチャンスですが
試す回数が大事ということを知らない人は、
『偶然』の一言で片付けてしまいがちです。
行動し、試し、チャンスに気づく回数がいかに大事か、
これを知っているだけで運が良くなるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
【運を上げる方法】
ここまでで運を上げるためには行動し、試すことが大事ということをお伝えしました。
とは言っても『自分には行動力がない』と思っている方も多いかと思います。
そんな方は次の3つを実践すれば、行動に移りやすくなる、
つまり試す回数が多くなり、運が良くなるのでぜひお試しください。
運がいいと思い続ける
まずは自分で『幸運。運が良い』と思い続けることが最も重要です。
自分が幸運だと信じている人は楽観的に物事を受け止めることが出来るので、
希望が高まり、行動に移すことが出来ますし
『運が良い』と成功を信じているからこそ、
失敗をしても再チャレンジし続けることが出来るのです。
チャレンジし続けることで、行動も増え、気づきも増え、成功に繋がりやすくなります。
ちなみに、『自分なら出来る。自分は運が良い』と実際に口に出すことがオススメです。
脳は心で思ったり耳で聞くことよりも、口から発した言葉を一番信じますので
自己暗示のように自分に語りかけることが効果的です。
『自分は運が良い』と言い続けましょう。
ラッキーアイテムを買う
自分に行動をさせる方法2つ目は『ラッキーアイテムを買う』ですが、
高価な壺や、良くわからないスピリチュアル的な数珠を買うべきということではありません。
これも自己暗示の一種で、自分に運が良いと思わせることが目的です。
ドイツのケルン大学ではゴルファーを対象に、
『「これは幸運のボールだ」とボールを渡してプレーさせたらどうなるか』
という研究を行いました。
結果は、そのプレイヤーのパットの成功率は急上昇し
その後、「幸運のボールではない」と伝えたら、
成功率は以前と同じレベルまで落ちたのです。
つまり、思い込みだけで行動が変わってくるということです。
ラッキーアイテムの存在自体に効果があるかどうかは疑問ですが
少なくともこの研究のように、『自分は運が良い』と思い込ませるには
十分な効力を発揮しますので、オススメです。
Point
体を動かす
最後の3つ目は『体を動かすこと』です。
ジムに行ってダンベルを挙げまくるなんてことはする必要ありませんし、
ハードなランニングを続ける必要もありません。
ただ1日5分だけ外を散歩するだけです。
外に出て体を動かすだけで、不安を軽減させる効果が得られます。
不安を軽減させることで、新しいことにチャレンジしやすくなり
結果、運が良くなるのです。
外に出ないと、体の中に不安が溜まっていき、行動がストップ、
場合によっては鬱にもなってしまいますので、外に出ることを意識しましょう。
Point
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
本日お伝えしたことをまとめますと以下の通りです。
・運と環境は無関係 ・運が良い人は行動の回数が人より多い ・行動するためには 1. 運が良いと思い続ける 2. ラッキーアイテムを使う 3. 体を動かす
皆さんのためになっていれば嬉しいです。