『会社でアイデアが出ない!』
『あの人はなんであんなに新しい考えが思い付くの?』
とお悩みの方へ、アイデアが出るようになる方法と習慣をご紹介していきます。
誰でも出来るようなものばかりで、即効性もありますので
ぜひ実践してみてください。
目次
【アイデアが出る人と出ない人の違い】
そもそもアイデアがポンポン出てくる人と出てこない人の違いは何なのでしょうか?
学歴の高さ?
IQの高さ?
いいえ、違います。
『気付くか、気付かないか』これだけです。
アイデアが数多く出る人は誰も気にしないような小さなことを
注意深く見たり考える習慣があるので、
情報として入ってくるインプットの量が人と比べて段違いです。
インプットの量が多くなることで、当然チャンスに気付く機会も多くなり、
アイデアへと繋がります。
一方で、アイデアが出ない人は多くのことを『どうでもいいこと』として捉えてしまうので、
インプットの量が少ないですし、チャンスに気付くことが出来ません。
例えば、普段乗っている電車の中で、皆さんは広告を真剣に見たことはあるでしょうか。
視界に入っていたとしても、じっくり見るという方は中々いないかと思います。
しかし、電車内の広告は情報の宝庫なのです。
もしそれらをどうでもいいと思わずに、必要な情報として捉えていたらどうでしょうか。
ひょっとしたら次のようにアイデアや仕事へ繋がっていたかもしれません。
・色んな広告が使っているキャッチフレーズを自分の会社に取り入れた ・広告が普段自ら調べない『ネットビジネス』について知るきっかけになり 転職や副業を考え始めた ・自分とは異なる業種のトレンドを知ることで、世間のニーズについていけるようになった
このように電車の中だけでも、新しいアイデアや経験に繋がるチャンスが
数え切れないほど転がっています。
どうでもよさそうなものをチャンスと気付けるか、気付けないか、
これがアイデアが出る人と出ない人の違いなのです。
【気付くようになるためには】
とはいってもチャンスを探し続ける習慣を作るのは非常に難しいかと思います。
『一日中どこかに注意を払っていなきゃ』と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は気付ける人になる方法を5つご紹介していきますが
そんな難しいことではなく、習慣にしやすいちょっとしたことですので、
ぜひ実践してください。
【瞑想と深呼吸】
小さなチャンスに気付ける人の共通点は、
リラックスした状態で広い範囲に注意力を向けているところです。
緊張感を過度に持ってしまうと、
注意力、集中力、観察力、判断力が落ちてしまいます。
それを防ぐ最も簡単な方法が『瞑想』なのです。
朝起きた時や夜寝る前に少しでもいいので瞑想をすることで
リラックスした体が作られ、気付く力が増します。
これが王道かつ最強の方法なので一番にオススメします。
もし朝や夜にお時間がない方は『深呼吸』でも構いません。
深呼吸でしたらどこでもできるかと思いますので、電車を待っているほんの数分や
ちょっとしたトイレ休憩などの際にお試しください。
リラックス効果で睡眠の質も上がった気がします!
【新しい経験を取り入れる習慣を作る】
『気付きの量』を増やすためには新しい情報のインプット量も増やさなければいけません。
新しい情報を増やすには当然、新しい経験をする必要があります。
例えば、新しい人に話す、新しい場所で働く、新しい所に住むetc.です。
とは言っても転職を繰り返すことは難しいですし、
引っ越しもそう何度もするようなものでもありません。
ここでお伝えしたいのは、『新しい経験を取り入れる習慣を作ること』が大事ということです。
どんなに小さなものでも『初めての経験』を繰り返すことで
新しいものに飛び込んでいく習慣が出来るため、
新しい情報のインプット量が増え、気付きが増えるようになります。
例えば以下のようなことです。
・レストランで新メニューを試す ・コンビニの新しい商品を試す ・普段通らない道を通って帰る ・普段読まないような本を読む
などなど、大小はあまり考えなくて構いません。
それが自分にとって新しい経験であれば、間違いなくプラスになりますので
ぜひ意識してみてください。
この2つを私は実践しています!
【新しい経験をメモる】
新しい経験を日常の中で作り始めたら、今度はそれをメモすることが重要です。
日記のような書き方を意識してしまうと習慣にするのが難しいので
以下のように簡単な箇条書きで構いません。
・◯◯レストランのカレーがまずかった。 ・『△△△』という本が意外と悪くなかった。 ・スーパーの横道を初めて通ったら行き止まりだった。
このように小さなことを簡単に書いてみることで、そこから新たに学ぶことが出来ます。
さらにメモを後で見返すことで、自分が思っている以上に
多くの新しい経験と多くの失敗をしていることが分かるので、
自信に繋がり、挑戦や失敗を過剰に恐れることがなくなっていくのです。
Point
【嫌なことをメモる】
仕事をミスしてしまい、『今日ついてないな』と思うと、
悪いことが連続で起きてしまうといった経験はないでしょうか。
これは目先のミスにこだわり、不運だと思い込むことで起きてしまう現象です。
不運と思い続けると、集中力が途切れて仕事が雑になりますし、
注意力や観察力も落ちてしまいます。
これを避けるためには、『嫌なことをメモること』をオススメします。
人間の脳は不安や悩みを書き出すことで、とらわれた状態から解放されるという性質があります。
嫌なことを書き出せば、『今日はついてないな』という自己暗示を破ることができ、
集中力を持続させる効果があるので、『気付き』に繋がるのです。
さらには後々見返してみると、その悩みが意外と小さく感じるなんてこともあって
長期的な目線で考えるきっかけにもなるので、ぜひやってみてください。
Point 文章にする必要はないので、思っていることを書き出しましょう。
【ワーキングメモリの開放】
記憶にはワーキングメモリという、情報を一時的に保つ機能があります。
例えば、今さっき人に言われた頼み事や今からやるタスクの内容など
必要な情報を短時間だけ覚えておく部分です。
このワーキングメモリがいっぱいになってしまうと
注意力や観察力が落ちてしまい、目の前にあるチャンスを気付くことが出来なくなります。
例えば、次のような経験はないでしょうか。
・Aさんにある仕事を頼まれたが、直後にBさんと話したせいで仕事内容を忘れてしまった。 ・考え事をしていたせいで、人に話しかけられていたことに気づかなかった。
このように注意力や観察力が落ちてしまうのは
ワーキングメモリがいっぱいになっていることが原因です。
こんな状態では、当然目の前にある小さなチャンスに気付くことは出来ませんよね。
ワーキングメモリには4つの情報まで(諸説あり)しか入らず、
スマホのように拡張することも出来ないので、
スペースの使い方で気付く人になれるかどうかが決まってきます。
スペースをうまく使うには次の2つの方法があります。
・小さなことを素早く終わらせる ・メモ書きする
これらを行うことで、ワーキングメモリから情報を取り出し、
スペースを空けることが出来るのです。
スペースが空けば、注意力や観察力が上がり
小さなチャンスに気付くことが出来ますし、
仕事のミスも減りますので、ぜひ皆さんに実践してもらいたい方法となります。
【まとめ】
いかがでしたか。
以上が、アイデアが出るようになる方法です。
本日お伝えしたことをまとめますと以下の通りです。
・アイデアが出るかどうかは小さなチャンスに気付けるかどうか ・気付くためには - 瞑想と深呼吸をする -日々の中で新しい経験を取り入れる -新しい経験をメモる -嫌な経験をメモる -ワーキングメモリを開放する
皆さんのためになっていれば嬉しいです。