『人から好かれるようになりたい』
『喋りで人を楽しませたい』
とお考えの方へ、今回は好かれる話し方を5つご紹介していきます。
洗練された話術やエピソードトークを持っている人が好かれる
といったイメージを持たれがちですが
実は、そのようなスキルを持っていなくても周りに好かれる話し方が存在します。
今回ご紹介するのは誰でも出来るちょっとした方法ですので
ぜひ実践していただければと思います。
【会話の中に相手の名前を入れる】
まず一つ目は『会話の中に相手の名前を入れること』です。
名前というのは、人間にとって最も気持ちが良くなる単語と言われています。
同じ名前の人に会ったら親近感が湧いたり、
自分の名前が書かれているマグカップやキーホルダーを買うなど、
名前を見たり聞いたりするだけで感情がプラスの方向に傾くほど
私たちは思っている以上に自分の名前が好きなのです。
そのため、会話の中に相手の名前を入れるだけで好印象を与えることが出来ます。
例
『僕も〇〇ちゃんと同じメニュー頼もう』
この方法は、初対面の人やまだ知り合って間もない人に特に有効です。
名前を呼ぶだけで『名前を覚えてくれてる!』と良い印象を与えることが出来ますので
ぜひ実践してみてください。
【褒める】
2つ目は『褒めること』です。
当たり前なことですが、褒められて嫌だと感じる人はほとんどいませんよね。
これは友人相手や恋愛、ビジネスなど
どんな場面でも使える好印象を与える方法となります。
とは言っても、褒め方が分からないという方も多いのではないでしょうか。
または『このご時世に褒めすぎるとセクハラになり得るから褒めません』と
線引きをしている方も中にはいるかもしれません。
そんな悩みをお持ちの方は次の3つのルールに従ってみてください。
3つのルール
・人格を褒める・『やっぱり』を使う
・ぼそっと言う
例
『やっぱり、〇〇さんはエネルギッシュだなあ』『やっぱり、〇〇君って話聞くの上手いなあ』
外見よりも人格を褒めることで相手をより気持ちよくさせることが出来ますし
セクハラにもなりにくいので安心です。
さらに、『やっぱり』という言葉を使うことで、
『普段からそう思ってくれてるんだ!見てくれているんだ!』といった
プラスの気持ちにさせることが出来るのです。
そしてそれらを『ぼそっと言う』ことで更なる好印象を与えます。
私たちは正面から褒められるとつい恥ずかしがったり、謙遜してしまいがちですし、
褒める側も面と向かって気持ちを伝えることが中々出来ません。
そういった恥ずかしい感情を避けるためにも
ぼそっと独り言のように褒めるのは非常に有効なのです。
【失敗談を放り込む】
3つ目は『失敗談を放り込むこと』です。
人間である以上、誰しもが失敗した経験があるかと思いますが
それをエピソードとして話すだけです。
決して面白く話す必要はありません。
失敗談を話すだけで心を開いているアピールをすることが出来るのです。
そうすれば、相手も心を開きやすくなりますし
ひょっとしたら相手も失敗談や悩みを話始めるかもしれません。
そういった恥ずかしい過去や悩みを共有するだけで
お互いに良い印象を与え合うことが出来ますので、失敗談はメリットだらけなんです。
もし時間があれば、失敗談をスマホにメモっても良いかもしれません。
『次、人に会った時はこのエピソードを話そう』、
『あの人に対してはこの失敗談を使ってみよう』といった具合に
話のストックを蓄えてみてください。
前もって準備しておけば、スムーズに話すことが出来るようになりますし、
何より失敗をエピソードに転換することで、
当時感じていた嫌な気持ちから解放されるようになるので非常にオススメです。
【一緒に笑う】
4つ目は『一緒に笑うこと』です。
人は、『笑わせる人』よりも『一緒に笑ってくれる人』を好みます。
なぜかというと、自分の感情に共感してくれる人を味方と感じるからです。
例えば、こちらが笑える失敗談を話していても相手が笑っていなかったら
『ツボが合わない』『価値観が合わない』と感じてしまいますよね。
反対に、同じ感情になれない人とは今後話したくないと思ってしまいます。
そうならないように、相手の感情に従うことが重要となります。
相手が笑っているのであれば、笑う。
悲しんでいれば、悲しむ。
といったように、話の内容よりもどういう感情で話しているかを注目してみましょう。
同じ感情になるだけで共感を生み、相手の理解者となることが出来ますので
ぜひ実践してみてください。
Point
相手の話に合わせるより、相手の感情に合わせる!【正論を正面から言わない】
相手が誤ったことを話したり、明らかに間違った意見を持っている場合、
皆さんはどのようにその間違いを訂正するでしょうか?
ストレートに『その考えは違う!』と伝えるでしょうか。
相手との関係性によってはストレートに伝える方がベターな時もありますが
ほとんどの場合は真正面から間違いを正そうとすると、印象が悪くなってしまいます。
つまり印象という点においては、意見が正しいかどうかは関係がなく、
伝え方が非常に重要ということです。
それでは相手が間違った意見を持っている場合、
どのように訂正すれば印象が悪くならないか。
簡単です。
次の文章を頭にくっつけるだけです。
・『同じ経験をしたことがあるんだけど、、、』
このように『自分も昔は同じ考えだった、同じ経験をしたことがある』と言うだけで
相手に寄り添ってあげることが出来ます。
ここだけの話、それが嘘でもいいと思います。
本当はそうでなくても
『私も昔は同じ考えだったけど、上司に〇〇と言われて変わった』といったように
相手と同じ目線から正論を伝えることができれば、印象が全然異なります。
それだけでなく、相手としても共感を得られているので
こちら側の意見を受け入れやすくなるのです。
Point
正論の伝え方に気を遣えるかどうかで印象が左右されます。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。
以上が好かれる話し方5選となります。
ビジネスや社内だけでなく、友人や異性にも使える
非常に万能な方法となりますので、明日から実践してみましょう。