『友達や異性から好かれたい』
『上司に気に入られたい』
『部下から信頼されたい』
このように人間関係の悩みは、年齢関係なく誰しもが持っています。
人から好かれることができれば学校や会社、さらには取引先など
多くの場面で有利に行動できるのは間違いありません。
そんな皆さんのお悩みを少しでもなくすため、
今回は中学生から社会人まで幅広く使える
『人に好かれる方法７選』を具体的にご紹介していきます。
明日から使える簡単かつ効果バツグンの方法ばかりですので
ぜひ実践してください。
目次
【相手の特徴を覚える】
まず一つ目は、『相手の特徴を覚えること』です。
これは特に知り合って間もない相手に有効です。
例えば１回しか喋っていないのにも関わらず、
自分の名前を覚えてくれていたら嬉しいですよね。
反対に１回しか会ったことがなく、覚えていなくて当然な場合でも
自分の名前を忘れられていると少々ヘコんだりします。
つまり相手の情報は出来るだけ多く覚えておいた方が好印象なのです。
覚えるためには、ビジネスの場合、もらった名刺に外見の特徴や得意なこと、
好きなこと、その場で話したことなどを書き込むことをオススメします。
名刺がない場合やビジネス以外の場面では、
スマホの電話帳にあるメモを使っても構いませんし、
LINEでしたら人の名前を自分の好きなように変えることも出来ますので、
『名前＋特徴、好きなこと』を書くのもアリです。
そして相手にまた会った際に、前回話したことを話に出すことで
『この人覚えてくれてる！』と良い印象を与えることが出来るので、非常にオススメです。
【自己開示】
人に好かれるには、相手と打ち解ける必要があります。
打ち解けるには相手がどういう人物か、どのように育って、何が好きなのか、
相手の情報をゲットしなければなりません。
しかしまだ仲良くない人に対して、情報が欲しいからと質問攻めしたところで
警戒心を持たれてしまい、何も教えてくれない可能性が高いですし、
その後の関係性も悪くなってしまいます。
そうならないために有効なのが、『自己開示（自分のことを教えること）』です。
相手の情報をもらうためにはまず、自分の情報から伝えなければなりません。
最初に自ら自己開示をして、『私はこういう人間です』と伝えることで、
相手は警戒心を解き、あなたに良い印象を抱きます。
そして、『私も自分のことを話そう』とあなたに情報を与えるのです。
このようにして情報を知り合った結果、打ち解けることができ、
最初と比べて距離をグッと縮めることができます。
とは言っても、『自分のどの情報を伝えればいいのだろうか？』、
『名前と年齢と出生地以外に自ら喋ることなんてない。。』
とお困りの方へ、打ち解けるきっかけになる話題をご紹介していきます。
伝えることで相手の心が開きやすくなるものばかりですので、
シチュエーションや人によって使い分けてみてください。
◎健康やお金の悩み 例：『最近腰が悪くて、病院通いなんですよ。』 『ゴルフ行きすぎてお財布が厳しくて。。』 ◎イライラすること 例：『店員さんにタメ口使う人は許せないんですよ。』 ◎楽しいこと 例：『この前ディズニーに行ったら、新しいアトラクションがあって・・・』 ◎自分の弱点 例：『私、少し喋りすぎてしまうことがあるんです。』 ◎趣味・興味 例：『最近ボルダリング始めたんですよ！』 ◎これから何をしたいか 例：『新しい商品を今考えてまして、まだアイデアの段階なんですが・・・』 ◎恥ずかしかったこと 例：『この前、大遅刻して上司に１時間も怒られてしまって・・・』
Point
【If thenで行動する】
『If thenの行動』とは何かというと、
『もし〇〇〇が起こったら、XXXするようにする』と行動を決めておくことです。
例えば、
『友達が遅刻したら、怒らずにまず理由を聞く』 『人に頼み事をされたら、とりあえず詳細を教えてもらう』
といった具合です。
このように自分の行動をある程度決めておくことで
周りはあなたの行動に一貫性を感じることになります。
『〇〇〇の状況で、この人はこうする』とわかることで
周りの人はあなたの行動を予測して、安心しながら付き合うことが出来るのです。
反対に何をするか分からない人は少し怖いですよね。
普段の生活の中で地雷を撒き散らしている人と比べたら
当然、地雷のない安心できる人を誰しもが選ぶかと思います。
先ほどの『自己開示』に通ずる部分がありますが、
まずは相手に『私はこういう行動をする人です』と知ってもらうことが大事なのです。
Point
【聞き手に回る】
人間は話すことが大好きな生き物ですので、
『聞き手に回って相手に話をさせること』が
人に好かれる方法の中で一番重要かつ効果的な方法です。
異性にモテたい場合や同僚に好かれたい場合、ビジネスの場面でも全て同じです。
聞く人が好かれます。
聞くだけでも非常に効果的なのですが、
今回は聞く上でのテクニックを２つご紹介します。
【質問を多くする】
質問を多くすることで興味があることを相手に知らせることができますし、
さらに話をさせ、気持ちよくさせることができます。
しかし、インタビュアーではないので、質問は多すぎてもダメです。
８０秒に１回の質問で印象が良くなると言われていますので、
そのような頻度を心がけましょう。
Point
【ミミッキング】
これは会話の最後の部分を繰り返すことです。
例えば、以下のような感じです。
相手：『普段は車通勤なんですけど、今日は電車で来たんですよ』 あなた：『へぇー、今日は電車で！』 相手：『電車も悪くないですねー。読書だったりメールだったり色々できますもん。』 あなた：『確かに、色々できますよね。』
これをすることで、相手は『共感を得られた！』という気持ちになり、
親近感を覚えるので非常に有効です。
【アドバイスを求める】
人に好かれる方法５つ目は『アドバイスを求めること』です。
人は頼られると、『自分は役に立てている』と喜びを感じることができます。
それが自分の得意なことだとなおさらです。
ですので、最初はちょっとしたことでも良いので
人にアドバイスを求めて承認欲求を満たしてあげましょう。
例えば、以下のような感じでアドバイスを求めると良いです。
『ITにお詳しいですね。今度こういうサイトを作りたいのですがどう思います？』 『この業界をよく知ってらっしゃる〇〇さんからご意見いただきたいのですが・・・』
Point 関係が深くなったら、アドバイスだけではなく、仕事を任せるなどの頼み事をしてみましょう！
【褒める】
他人のことを褒める人ほど相手からの印象が良くなります。
知り合って間もない人からでも、褒められたら嬉しいですよね。
異性の関係でも、ビジネスの場面でも『褒められたら嬉しい』という感情は同じですので、
相手のことをどんどん褒めていきましょう。
もし相手を直接褒めるのが恥ずかしいという方は、他の人のことを褒めてみましょう。
共通の友人のことを褒めるだけでも、相手から親近感を持たれ、印象が良くなります。
例えば、以下のような感じです。
『〇〇さんって本当に優しいですよね。この前なんて部下の仕事なのに、プレゼンの資料作成を手伝っていましたよ。』 『やっぱり〇〇君がいるだけで場が和むよねー。』
Point
【共同作業をする】
共同作業をして同じゴールに向かうことで、仲間意識が芽生え、好感を得ることができます。
一緒にプロジェクトをすることも良いですし、飲み会の幹事を一緒にするのもアリです。
重い荷物を一緒に運ぶという小さなことでも構いません。
とにかく力を合わせて何かをすることで好感を持たれやすくなります。
さらにはここに『笑い』が入ればベストです。
例えば以下のようなことが当てはまります。
『一緒に荷物を持っている時に、手が滑って荷物を落としてしまい、思わず笑いがでた』 『引っ越し作業を一緒にしている時に、面白い写真を発見して一緒に笑った』
基本、偶発的な笑いですので意図的に場面を作るのは難しいですが
もしこのようなことが起こったら親近感が湧くので、好感を持たれやすくなります。
Point
【最後に】
いかがでしたか。
以上が、人に好かれる方法７選となります。
学校や職場など、様々な場所で使えるものをメインにご紹介させていただきました。
相手とはどのくらいの仲なのか、どこで話しているのか等、
シチュエーションに合わせて、ふさわしいやり方を見極めて
ぜひ実践してみてください。
