資格の勉強や転職、大きいところでは留学など
何か新しいことをチャレンジする際に、行動力というものが必要不可欠となってきます。
しかし、『自分には行動力がなく、物事をすぐに実行できない』と
お困りの方が非常に多くいますし、
中には『行動力がないのは病気だから』と考える方もちらほら。。。
結論からお伝えすると、行動力がないのは病気だからではなく
行動について勘違いしているからです。
すぐ行動することで得られるメリットや、行動するために必要なマインドセットなど
あらゆる面で間違った考え方をしてしまっているせいで
スタートに遅れが生じてしまうのです。
今回はそんな勘違いしやすいポイントを4つご紹介します。
これら全ての考えを改めることができれば、
すぐ行動することがいかに大事かを知ることができますので、参考にしていただければと思います。
目次
【勘違いポイント①:行動が早い人は自信家】
『行動が早い人は、自信があるからすぐに挑戦できる』
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし実際のところ世の中は何の準備もせず、自信だけでやっていけるほど甘いものではありません。
それでは行動する前に必要なものとは何か?
それは『情報』です。
情報があるから怖がらず、新しいことにチャレンジすることが出来ます。
反対に情報が全くないような未開の地に入ろうとするのは相当難しいですよね。
つまり、情報があるないで行動力というものが変わってくると言えます。
行動が早い人は全員謎の自信を持っているというわけでもなければ、
凄まじい勇気を持っているわけでもありません。
行動する前に最低限の情報を集めているからこそ
目の前の恐怖が薄れ、新しいことにチャレンジすることができるのです。
Point
情報収集が上手い人は行動が早い!
【勘違いポイント②:すぐ行動する人は考える量が少ない】
世の中、『行動してから考える人』と『考えてから行動する人』の2種類に分かれます。
それでは、考える量はどちらが多いのでしょうか?
後者と答えた方は、勘違いをしてしまっています。
なぜ『行動してから考える人』の方が考える量が多いのか?
それは行動する上で多くの壁に突き当たるからです。
世の中の全てに当てはまりますが、チャレンジをすると必ず壁に突き当たり
その度にどう乗り越えるかを考えなければなりません。
つまり、『行動してから考える人』というのは壁という具体的な問題に対して
具体的かつ実践的な答えを考えるようになります。
一方で、『考えてから行動する人』はどうでしょうか?
『新しいことを始めたら〇〇が必要になるかもしれない』、
『こういったケースの場合はどう動く?』といったように可能性のことばかりで
考えが抽象的になりがちです。
一見、慎重な考えをしているように見えますが、
目の前にない問題を想像してしまっているがために、効率の悪い考え方となっているのです。
つまり考える量、考える質、どちらをとっても
『行動してから考える人』の方が優位に立てていると言うことができます。
Point
『情報』と同じように最低限考えたらあとは行動あるのみ!
【勘違いポイント③:早く行動して失敗したら取り返しがつかない】
取り返しのつかない失敗をしないようにと準備に時間を費やしすぎて
気付いたら行動が遅れているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、早い段階での失敗は取り返しがつくものばかりです。
もしミスをしても修正すればいいだけですし、
間違った方向に行っていることに早い段階で気付くことが出来ます。
一方で、『行動する前に考える人』は間違った方向に行っていることに気付きません。
そしていざ行動を始め、それに気付いた時にはもう手遅れなんてケースもあります。
そうなってしまったら、行動するまでの時間が無駄になってしまい
『なんでもっと早く行動を起こさなかったんだろう』と新たな後悔が出てきてしまいます。
自分が正しい方向に進めているかを確かめるためにも
準備時間を短めに設定することが大切です。

【勘違いポイント④:行動するためのモチベーションがない】
『モチベーションがないせいで行動できない』『やる気が出ない』
これが最も大きな悩みの一つではないでしょうか?
しかしながら、これも勘違いです。
やる気が出ないから行動出来ないのではなく、
行動しないからやる気が出ないのです。
例えば、皆さんは次のような経験をしたことはないでしょうか?
・面倒なタスクに手をつけてみたら、集中出来て意外とすぐ終わった
・勉強はしんどいけど、いざやってみたら一時間集中してた
人間の体というのは、上記のように行動をすることでやる気が湧き上がってくるものなのです。
しかし勘違いしている人は、やる気が自然と湧き上がるまで待っているせいで、
行動ができず、最終的には『自分はやる気の出ないダメ人間だ』と思ってしまうのです。
ですので、まずは小さな行動を始めてみてください。
そうすると自然とやる気やモチベーションが湧き上がってきて行動力に繋がりますよ。
Point
勉強なら『とりあえず机に座る』、仕事なら『とりあえずパソコンを触る』といった些細なことが行動力を上げるコツ!
【最後に】
行動力がないのは病気のせいでもなければ、性格のせいでもありません。
何事も最初の一歩は簡単なのにもかかわらず、難しいと勘違いしてしまうから
行動に繋がらないのです。
もし、本日お伝えしたような勘違いをしていたら
考え方を改善してみましょう。