『読書は大事』
『本を読めば人生が変わる』
こんな言葉を色んな場所で耳にします。
『読書が大事なのはなんとなく知ってるけど、具体的に人生がどう変わるかは分からない』
という方も多いのではないでしょうか?
私自身もそのうちの1人で、周りの言う『読書は大事』という言葉をずっと疑っており
本当かどうかを自分自身で検証してみることにしました。
検証内容は『年間100冊を5年間続ける』というものです。
今回はこの検証結果と、読書によって私が得られたメリットを
具体的にご紹介していきたいと思います。
【読書で人生変わる?】
まず初めに、検証をして辿り着いた結論から言います。
『読書で人生変わります』
しかも読書はビジネスの場だけでなく、ちょっとした日常生活、
さらには恋愛にも大きく影響してきます。
読書するしないで結果が変わってくる場面が数多く存在する。
これが検証を通して分かった一番大きなことです。
近年の日本では、半数以上の若者が年間一冊も本を読まないという
アンケート結果が出ていますが
そういった方は、人生において読書がどれだけの影響力を持っているかを
知らないだけかもしれません。
読書を普段しない方、したいけど一歩踏み出せない方は
これからご紹介する読書のメリットを読んでいただければと思います。
【擬似体験が出来る】
まず、メリットその1は『擬似体験が出来ること』です。
ビジネス書なんかは特に難しくて手を出しづらいように感じますが
あまり固く考える必要はありません。
『ビジネス書=著者が歩んできた人生の物語』と考えてください。
著者が成功するまでに何を考えたか、どう行動したか、なぜ失敗したかなど、
その人が今までに経験したことが数多く書かれています。
つまり本を読むだけで、著者のこれまでの人生を擬似的に体験することが出来るのです。
人間は色んな経験をして成長する生き物です。
例えば、会社経営をすることで自分の経験値が高まって成長しますが
誰しもが会社を経営できるような時間やお金、行動力を持っているわけではありません。
そんな方が実際に経営をしなくても経験値を得る方法。それが読書なのです。
しかも得られるのは経験値だけではありません。
ビジネス書は特に『人生の攻略本』のようなもので、
『私はこうして失敗したから、あなたはこうした方がいい』
『これをしたことで、いい結果が出た』
と、経験に基づいたアドバイスや知識もくれます。
1,000円ちょっとで、著者の人生を擬似体験できる、それもアドバイス付きで。
こんなコスパのいいことは中々ありません。
まさに人生攻略本!
【話が上手くなる】
読書で得たメリット2つ目は、『話が上手くなったこと』です。
本を読む人というのはどうしても
『引きこもりがちで、コミュニケーション能力が低い』
というイメージがあるかもしれません。
私自身もそう思っていました。
しかし、違います。
真逆でした。
読書をしたことで、人との会話がさらに弾むようになったのです。
色々な知識が増えたことで、様々な角度から
人の話を理解出来るようになったということもありますが
話が上手くなった一番の要因は『言語化する能力』が上がったからだと個人的に思っています。
ビジネス書でも小説でも、とにかく本を読むことで、
著者の考えていることや感情などを言葉として受け取ることになります。
これにより、自分を表現する言葉の種類が増えましたし、
頭の中で考えていることを、言葉を使ってまとめる習慣も出来ました。
その結果、話の中で言葉がポンポン出てくるようになり、
会話のテンポが良くなったと実感しております。
さらにビジネス書は特に、『考え+根拠+具体例』で書かれているものばかりです。
本を読むことで『なぜそのような意見に至ったか』『分かりやすく例えると…』など
非常にロジカルな考えになるので、話の内容に厚みを持たせることが出来ます。
Point
【話を聞くことが出来るようになる】
本を数多く読んでいると、主張が全く異なる本たちに出会うことになります。
例えば本屋に行った時に、『読書は量が重要』という本の隣には、
『読書は質が命』という反対の主張の本が平気で置いてあったりするのです。
どっちが正解なのか?と思い、2冊とも読んでみると
どちらもはっきりとした根拠があって、理にかなっているケースがよくあります。
つまり、正解が1つとは限らない場合があり、
物事をみる立場や角度によって考えが全く異なるということ。
この考えが、本を読んでいると身に付いてきます。
身につくとどうなるか?
例えば、自分と全く逆の意見を相手に言われたとしても、
『ひょっとしたら相手にも明確な根拠や考えがあるのかもしれない』という思考になります。
そして、頭ごなしに否定はせず、とりあえず最後まで話を聞いてから受け答えする
といった姿勢を自然にとることが出来るのです。
恋愛にも有効です!
【ストレス軽減】
読書で得られた最後のメリットは『ストレス軽減』です。
2009年にイギリスのサセックス大学研究チームが
心拍数や筋肉の緊張緩和の程度を調べたところ、
読書は約7割と非常に高いストレス軽減効果を持っていることが分かっています。
しかし、実際のところどうなんだという話です。
検証した私の個人的な意見を言うと、
読書初心者の頃はストレスは軽減するどころか、どんどん溜まっていきます。。。
元々マンガしか読んでこなかった人生なので、当たり前ですよね。
しかし最初は簡単で文字数の少ない本から読んでいき、
徐々に活字に慣れていったところ
読書始めて約3ヶ月経ったあたりからストレスが減っているのを実感出来たような気がします。
今では読書でリラックスし、そのまま就寝といったルーティンまで仕上がっているほどです。
読書に没頭出来ない方は、ストレス軽減を実感しづらいと思います。
まずは簡単な小説でもなんでもいいので、集中出来る本を一冊見つけることが
このメリットを感じるコツだと思います。
Point
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
以上が、私が5年間の検証の中で得たメリットとなります。
今回ご紹介した以外にも、まだまだメリットはあると思いますので
今日から読書を始めて、ご自身で体験していただければ嬉しいです。