『家でやる仕事は集中できない!』
『誘惑が多すぎる!』
新型コロナウイルスの影響で、テレワークを導入した会社が多くなった今、
このような悩みを持つ方が急増しています。
そんな集中力が続かなくてお困りのあなたに
テレワークだからこそ出来る集中力を高め、持続させる方法を5つご紹介していきます。
【仕事時間を細かく区切る】
集中力の高め方1つ目は、『仕事時間を細かく区切ること』です。
人間という生き物は期限があると、それまでに仕事を終わらせようとします。
つまり、集中力というのは、時間に制限のある状態の方が高まるのです。
そのため、『〇分以内にこのタスクを終わらせる』
『◯時までに完了させる』と、時間と仕事を区切ることが重要なのですが
ご自身が集中出来る長さで区切ることが大切です。
大人が集中出来る時間は最長90分と言われていますが、
実際に90分ずっと集中出来ている方は中々いません。
90分ももたない方は、30分でも15分でも構いません。
『どれだけ長く集中できるか』よりも、『どれだけ深く集中できるか』に
焦点を置いたほうが仕事の効率化に繋がりますので、
とにかく時間を設定し、時間ごとにタスクを区切ること。
これが集中力を持続させる秘訣です。
しかし、これを実践すると、時間内に終わらないというケースが出てくるかもしれません。
『設定した時間過ぎたけど、今キリ悪いからもうちょっと続けよう』
こうなったら非常に危険な状態なので、注意してください。
もし続けてしまうと、『期限』がない状態になってしまい、集中力は続きません。
『もうちょっと続けたい』と思うことが、仕事の意欲に繋がり、集中力へと変わるので
どんなにキリが悪くても時間が過ぎたら、一旦やめて休憩し、
次の区切りに持ち越すようようにしましょう。
Point
【パソコンを開きっぱなしにする】
もし以下に当てはまっていたら、自ら集中力を高めづらくしているので注意です。
・休憩に入る時や仕事が終わった後、ノートパソコンを閉じている
・使ったノートやペンを片付けている
以上のように、誰しもがやっている何気ない行動が実は、集中力を逃がす原因となってしまうのです。
なぜ集中力が逃げてしまうのか?
人間は一日の中で数多くの決断をしていて、決断をする度に脳にストレスが溜まっていきます。
つまり、決断が多ければ多いほど、集中力が逃げていってしまうのです。
テレワークで当てはめると、『ノートパソコンを開く』という行為も決断の一つですし、
『ペンを筆箱から取り出す』というのも決断の一つです。
仕事をする前に、そういった幾つもの決断があるせいで、知らずのうちに集中力が奪われていきます。
反対に言うと、決断を減らすことができれば、仕事に取り掛かりやすくなり、
集中しやすくなるということが言えます。
ですので、休憩中は『パソコンを開きっぱなし』、『ノートも開きっぱなし』
という環境を作ることが、集中力を高める上で重要なことです。
【鏡を置く】
集中出来る環境づくりをする上で、非常に重要なのは、『机周りの整理整頓』です。
机の上には、出来るだけものを置かないようにしましょう。
スマホはもちろん、ファイルや書類など、今使わないものは引き出しに入れるなりして
視界の外に置くことが重要です。
もし、今やっているタスクに関係のないファイルや、書類が置いてあると
それだけで、集中力が低下してしまいます。
花瓶やティッシュボックスなどもそうです。
仕事の邪魔をしなさそうなものでも、実は集中力を奪っている原因なので、
必要なもの以外は全て視界からなくすようにしましょう。
しかし、1つ置いたほうがいいものがあります。
それは、『鏡』です。
鏡を机の上に置き、集中が途切れた時に自分を見るようにしましょう。
鏡にうつる自分を見ることで、自分を客観的に見れる力が生まれ、
今の自分と理想の自分を比べるように脳が働きます。
そして、理想の自分に近づくようにしようと、脳や体が働き、集中につながるのです。
Point
【スタンディングワーク】
集中力を高め、持続する上で非常に重要なのが『姿勢』です。
どれだけタスクを区切れていても、決断を減らすことが出来ていても、
姿勢が悪ければ、血流も悪くなり、集中することが出来ません。
しかし、姿勢のいい状態でずっと座ろうとしても、知らずのうちに足を組んでいたり
猫背になってしまう方も多いのではないでしょうか?
そんな方が姿勢を改善できる一番の方法は、立って仕事をするスタンディングワークです。
立って仕事をすることで、強制的に姿勢が良くなり、
脳にいい刺激が伝わって、集中力を高めることができるのです。
スタンディングワークのメリットはそれだけではありません。
人は座っている時に比べると、集中力だけでなく、認知能力や判断力も
大きく上昇することが研究で明らかになっていますし、
1日6時間イスに座っている人と3時間しか座らない人を比べると
6時間座っている人の方が、15年以内に死亡するリスクが40%増えるとまで言われています。
また、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの血流も改善されますので、
スタンディングワークはいい事づくしなのです。
【計画的にサボる】
集中力の高め方最後の5つ目は『計画的にサボる』です。
皆さんは次のような経験はないでしょうか?
『上司に褒められたから今日くらいはと飲みに行った結果、二日酔いで翌日を棒に振った』
『先生に褒められたから、少しはいいだろうと思い、勉強をサボった』
このように、人は褒められると自信がつく反面、
中途半端に満足してしまい、集中力を途切れさせてしまいます。
『少しくらい怠けても。。。』という欲望を抑えることは非常に難しいので
あえて怠ける時間を自ら設けてみることが重要です。
自分から怠ける時間を作ることで、中途半端な満足、中途半端な集中がなくなりますし、
『怠けた』という実感を得ることで、気持ちの切り替えができ、
結果、その後の集中力を高めることに繋がります。
『あえてやっている』と自覚することで、怠ける時間も短くなるので
自分から計画的にサボることが大切です。
Point
【最後に】
いかがでしょうか。
以上が集中力を高め、持続するための方法5選です。
オフィスでは中々できない、お家で1人で働くからこそできる方法なので
ぜひ明日からお試しください!